鮎狂 

イーハトーブの自然でアドレナリン全開のアウトドア日記。

メモリアル釣行

マスジギング 〜海の桜吹雪〜

確か小学校高学年の頃だったかの夏休み・・・。
いつもの様に川で泳いで、カジカを突いて遊んでいた時、
その姿を初めて見たのは、
デカイ堰堤の滝壺にヤス突き名人の同級生、圭介が潜って、
ヤスでマスを突いた時だったはず。
川でもこんなデカイ魚居るんだ!!っと驚いたのを覚えている。
ヤスの使用は禁止されているが、小学生の時は知らなかったのでゴメンネ。
僕も一度突いた時があるが、ヤスをひん曲げてバラした淡い記憶。
その半端無いパワーは微かに手感に残っていた。

時は経ち、僕も30代後半のオヤジになり、
淡水系の釣りにハマっていたわけだが、昨年から始めたロックフイッシュ。
磯・船ともに新たに海での釣りにもハマってしまった。
3月後半、岩洞湖でワカサギ釣りをしていると、
FBに海での真鱒(川ではサクラマス)のジギングでの釣果が画像付きでアップされてるのを見て、
あ〜あの時の魚だって、思い出していた。
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4月に入り、山菜もまだ始まる前で退屈していた時、
宮古のアニキから、連絡。
「鱒ジギング行くから、こっ!!」
タックルも貸してくれると言ってくれ、出掛ける事にした。
勿論、同行はシェフ。
リバーでのサクラマスは毎年釣っている名人、
ここ数年前から始まった鱒ジギングが気になっていたようで、
いそいそと2人で、ロックフイッシュでお世話になった匠丸に乗船。
その日は皆空振り・・・。
そんな右も左も分からないジギング初体験はノーフィッシュで終わる。
けれども新たな出会い、
FBで知り合った宮古のパンク野郎、アキラ君。
色々とジギングの事を教えてもらった。
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4月中盤、まだ見ぬターゲット、釣り上げる瞬間を見たいと、
シェフにもう一回行きましょう打診、
優しい師匠は2つ返事で了承してくれた。
さらにお願いし、シェフの友人、
ジギングの名人ヤエガシさんも誘ってくれと頼んだ。
名人が一緒なら、間違い無く魚の姿も見れるし、
素人ながらでも、釣り方の雰囲気が掴めるはず・・・、っと思ったからだし、
前々から会ってみたかった先輩の1人だったし。
そこですぐにシェフが電話、ヤエガシ名人も快く同行を了承してくれた。
一気に鱒ジギングにテンションが上った。
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そして越喜来湾にて2回目のジギング。
両隣にシェフとヤエガシ名人という夢のコラボ。
釣っている雰囲気を凝視し、
とりあえず揃えたタックルで見よう見まねでシャクってみた。
この日は船中2本と激シブだったが、
やはりヤエガシ名人は1本釣ってみせてくれたのだった。
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帰宅後、ヤエガシ名人の一連の動作の残像が、
その場凌ぎのタックルでは不可能だと思い、
宮古のパンクス・アキラ君や、釣具屋さんに聞きまくり、
タックルを揃えようと決めた。
っがニュータックルが揃う前に、乗船のチャンス到来!!
またしてもシェフを無理やり誘い、優しい師匠は了解してくれる。
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いざ当日。鮎仲間のニャンコさんも同船なのは前日から知っていたけど、
あえて言わずに現地で再会。
お驚いた様子のニャンコさん、ソロだっだみたいで、心強いと言ってくれ、出港。
ニャンコさんも前回ボーズで、リベンジ釣行との事。
まぁ僕は釣れない物だと思っていて、全く期待はしていなかった。
朝一、後ろの方にヒット!!
早めの時間から鱒の姿。。。
パラパラと桜吹雪のように落ちるウロコ、その魚体にうっとりしながらも、
ウネリの強い海と対峙し続ける。
下ろしてはシャクリ下ろしてはシャクリ、
何のアタリも無く、ただただシャクリ続けた。
っが突然、「ガコンッ」「ガコンッ」????
なんと僕のロッドにヒット。
そして竿先がグングンっと突っ込むような引き感・・・。
後はテンパって覚えていないが、隣の方のナイスランディングに助けられ、
待望の御対面を果たす事ができた。
それは突然やってきたのだった。
小雨交じる春の海であった。
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その後少しして、ニャンコさんにもヒット!!
ニャンコさんも勿論アドレナリンMAX。
HB101の高活性が効いたのか快心の1尾。
その後もニャンコさん2尾めも立て続けにキャッチした!!
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僕も最後まで諦めずに2尾目を狙う。
なんの予測もなく、突然やってくるあのアタリをもう1度味わいたくて。
12時終了目前にし、まぁ1尾釣れて良かったな〜、
帰りは黒船でつけ麺食べて帰ろうなんて考えていたその時!!
またも「ガコンッ、ガコンッ」
・・・・・・
じゃっまた来たじぇ!!
慎重に巻き上げる途中、フッと軽さを感じる。
鮎釣行時のドンブリに似たあの嫌な感じ。
フックアウトどころか、ジグの重さも感じず、リーダーごとやられたかな。。。
そう思い回収していると、海面を鱒がライズ!!
なんとフックアウトではなく、喰い上げなる行為だったらしい!!
急いで糸ふけを取り、無事ランディング。
なんとこの日は2尾の鱒を釣り上げる事ができたメモリアル釣行となった。
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鱒、独特のアタリや、引きの余韻を残しつつ、
シーズン終盤行けるか分からないに、イメージを膨らませ、
タックルを揃える。
楽しみに迎えた日の前日、出港中止の一報。
そう、スケジュールを調整し楽しみにしていても、
自然相手、船に乗る事すら出来ないのも船釣り。
ラストチャンスとして、ゴールデンウィークも終わった月曜日。
予約していた船が今度は出港可能の嬉しい吉報。
シーズンも最終盤、
厳しい釣行になるのは覚悟の上。
乗らなければ1尾は無いと釣友と乗る事に。
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ヒラメ専門のヒロちゃんを、鱒ジギングに引き込み、
この日を迎えた。
自信初となるベタ凪無風のベストコンディション。
だが予想通り、あらゆるポイントを探るも船中ノーヒット。
昼前、後ろの方にヒット!!
一気に盛り上げる船中、
僕も諦めずにシャクっていると「ガゴンッ、ゴゴンッ」
・・・・・??
なんと奇跡のヒット!!
慎重に巻き上げランディング。
最高の気分、狂運で引き寄せたナイスマス!!
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それを見ていた釣友ヒロちゃんにもまさかのヒット!!
彼自信、初となる鱒との御対面にアドレナリンMAX。
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奇跡は本当に起きた。
IRIE TIME。その余韻は今でも残っている。
春の匂いがする越喜来湾に僕らの雄叫びが響いた時だった。

鱒ジギング、越喜来湾3度の挑戦で2勝1敗、3尾の釣果は、
まさにビキナーズラック、この春を終える事が出来た。
改めて岩手県の自然の素晴らしさを実感。
近場でこれだけの釣りができる事を心より感謝したい。
そして、僕に色々と教えて下さった先輩方、本当にありがとうございました。
また来年まで、イメージを膨らませていきたいとおもいます!!



勝負に備える。
まだ見ぬアイツに会うために!!
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晩夏の期待。
渇水続きだった北の夏、大河はきっと大鮎を育んでいるに違いない。
1尾のドラマチックさを求め、また帰ってきた北の大河!!
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太い流れの流芯は、鮎師を寄せ付けない。
遡上してずっと縄張りを張り、人知れず大鮎になっているのは間違いないが、
シーズン通しての天候、水位、遡上量。
様々なタイミングが合わないと夢は叶わないのも分かっている。
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僕らの夢、それは岩手県、北の大河で尺鮎を釣る事だ!!
そしてその夢を共に追う友、JACK!!
ド芯に立ち込み勝負。
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この流れのどこかで奴は僕らとの勝負を待っているが、
勝負にたどり着けるのは運も見方にしなければ無理なのだ。
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広大な流れと圧倒的な水量、
その押しの強さに立てる歳の限界までに夢を叶えられるかな・・・。
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小さな「コンッ」というアタリ。
オバセが掛かったかのよう2〜3秒いやもっと長く感じる異様な軽さ。
6号の錘の重さも感じず、蹴られたか??
竿を絞った瞬間、一気に荒瀬竿が根元からひん曲がる。
出た鮎は27.5センチの大鮎。
このポイントの一等地で掛けた鮎がこのサイズだったので、次のポイントに。
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今度は本命の岩盤荒瀬地帯。
実はこのポイントに来るまでにドラマがあった。
駐車ポイントから、藪漕ぎが必至なのだが、その途中・・・。
「ブゥィーーーン」という違和感な音。
そこに居たのはキラービー!!
オオスズメバチである。
ゆっくりとその場を後ずさりし、違うコースで再度試みる。
するとある一帯に差し掛かった瞬間、
恐ろしい程の無数のキラービーが威嚇し、僕らを襲った。
「やべぇやべぇ!!」JACKと僕は死を感じ、必死に逃げた。
でも友缶を持ったままね・・・笑。
そして車まで戻れた時の冷や汗と安堵感、とりあえず刺されずにすんだ。
大河の大鮎からの挑戦状、そう簡単には川に立たせないよ、そう言っているようだった。
ルートを大きく変え、少々歩くが命には変えがたい。
やっとの思いで辿り着いた決戦の地なのだ!!
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そこでVS大鮎、大河と対峙。
ヌルヌルとすべる岩盤、一度足を掬われると、どこまでも流される。
下に控えているのは強烈な絞り込みの鬼荒瀬。
飲み込まれたら間違いなく命を奪われるだろう。
だからこそきっと尺鮎が潜んでいるに違いない。
足場を確保し慎重に慎重に。
さっき掛けたロケットと3号2連結で岩盤のスリットを引き上げる。
ある箇所に差し掛かった時、
あの特有の「コンッ」というアタリ。
背掛かりを確信し、戦闘準備、心の準備をし、一気に竿を絞る!!
川のド真ん中の立ち位置、掛かった時の取り込みイメージも出来ている。
右岸側の川の中央、馬の背に寄せて獲る。
一気に竿を返しタモに収まった鮎が・・・。























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コイツ!!
見事な大鮎を手にできたが、帰宅後に計ったらば28・5センチ。
その後、雷が鳴りはじめ強制終了、
夢は夢のままでいいのかな。。。
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実はね、逃がした魚は大きいっていうけど、
これを釣った後、あきらかに尺近い、いや尺と思われる鮎を、
バラシた。
その引き、対岸に走るあのトルク、僕もJACKも確信したんだ、
北の大河に尺鮎が居るってね。。。
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ずいぶん前から思っていた。
釣行の度にドラマが起こる。
そしてなおさら熱くなり、ぞっこんになる!!
イーハトーブの自慢、北上川。
これから先もずっと君を追いかけよう・・・。
夢の尺鮎を。


〜追記〜
北上川に釣行の際は、一人では行かない方が良い。
スズメバチに気を付けなければならない。
流された時の逃げるルートをイメージしておく。
川中央に立ちこみ時、水位の変化に気を付ける。
毎日ダムの放水があるため、岸に戻れなくなる恐れがある。
無理は禁物です!!




狂気

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北の大河、秋田県・米代川。
今季は例年より遡上が少なく、いまいち調子が上がっていなかった。
ここ数年間、ゲリラ豪雨により、シーズンを通して不調続き。
けど、僕らが鮎釣りにのめり込むきっかけをくれたココへ戻ってきた!!
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肌寒さをも感じるAM。
昨晩の宴の余韻を残しつつ比内エリアに到着。
増水引き水で条件は揃っていたが、
低水温と強風。
まぁそれでも、こうして仲間と釣りができるのは幸せだ。
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度重なる不運で、
今回の釣行に同行できなかったアロハセンセーはそう思っているに違いない。
普通が普通ではなく、幸せな事だと・・・。
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その事は皆思っている。
僕もJACKもセガワ氏も、セージもパパも皆だ。
だからこそ、1日を体いっぱい楽しむのが流儀。
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大河マスター・JACK!!
大河に関しての知識、釣技・川見、3拍子揃った名手。
そして僕が鮎釣りにはまった源でもある。
彼の指示により入川。
それは狂気乱舞の始まりだった。
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太い流れから、次次と掛かる米代トルクフル鮎。
丸々とした魚体、強烈な引き。
瀬・トロからYABAI追いをみせた。
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貸切状態の河原に僕らの雄たけびが響く。
会心の囮操作、思い通りに釣れた時、
雄たけびと共に出るJACKのWガッツポーズが、
遠く離れた下流の荒瀬で見て取れる。
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普段COOLなセガワ氏、雄たけびなど上げる事はないのだが、
マシンガンのようなアタリ、立て続けに掛かる鮎に、アドレナリンMAX。
三つ揃いで雄たけびが響いた。
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IRIE TIME。
IRIE TIME。
IRIE TIME。
ずっと続いて欲しいと思った。
秋が来るのが早そうな今年の夏。
そんな事は無いと、掛けて掛けて掛けまくった。
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だが終わりはある。
けど、また次のドラマが待っている。
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僕らの夏は、まだまだこの先、何十年と続くのだから・・・。
最高のメモリアルを度々提供してくれる北の大河・米代川。
米代川はやっぱり米代川なんだね。
僕がブログを綴る前のあの時以来の3人での釣行。
やっぱりメモリアルになった。
ORIGINAL STYLE & FIRST MEMBER、
BIG RESPECT!!

NOSTALGIA

いつも通りAM5時にアロハセンセーを迎えに行き、106号を走らせる。
行き先は多くの鮎師を魅了する岩手の名川HEY川。
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山間に美しい渓相、シチュエーションも最高、
岩手の鮎師なら誰でも通る登竜門。
この川は僕にとって特別な場所、 
少年時代の苦くもあり淡い思い出のある地だ。
父に付き合わされタモ持ちさせられ、
取り込みに失敗する度に怒鳴られて、
この釣りが嫌いになったあの頃が懐かしい。
だが時は流れ また、この聖地に来た。

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僕が高校生の頃、ヘアを担当してくれ、
プライベートでも大変お世話になった兄貴、ネギさん。
23年振りの再会。
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僕はあんなに嫌だった友釣りを今ではドップリ浸かっているわけだが、
地元宮古に出店し、BARBARを営んでいるネギさんも、
鮎の友釣りを始めていたらしい。。。
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ノスタルジックなタイムスリップ、
景色の変わらぬHEY川でネギさんと竿を並べたとき感極まった。
そしてその時間旅行は灼熱の太陽と共にすぎて行く。
ジリジリと肌を突き刺す日差しと生ぬるい風、少しのアブ。
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そんな清流から釣れてくるスイカの香りを纏ったHEY鮎はブランド鮎だ。
岩盤トロ瀬から次々と良型を抜きまくるネギさん。
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僕も足で稼ぎHEY川での最高釣果を挙げる事ができた。
追いも強く素直に掛かる鮎はこの日のために待っていてくれたかのようだ。
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トンボが舞い山の間から射す夕日も、あの頃のまま。
特産の紫蘇畑からほのかに香る心地よい夕方。
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事細かにポイントを教えてくれるネギさん、
ゲストを思う心遣いに感銘した。
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ドラマチックHEY川。
昔も今も変わらぬ姿のHEY川。
なん10年も前から、様々な人間模様を見てきたHEY川。
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何か特別な力がHEY川にはある。
原点に戻りたい時、HEY川に受け入れてもらおう。。。
ROOT&PEACE!!

思いやり

僕に鮎釣りの楽しさを教えてくれた。
仲間を思いやる気持ちを教えてくれた。
何をもって幸せか??
その答えがわかったような気がした・・・。
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ドラマの始まりは、10年以上前。
やる事全てが破天荒だった若いあの頃に出会った。
会うべきして会ったと言ってイイ、仕事上は師弟関係、
プライベートでは友。
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時は経ち、お互い親父になったが、
心の中は童心のままだ。
この大河の水を体全体で切っている時、
何時も同じ気持ち。
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流れに負けまいと激流を切り裂く。
「コンっと竿に何かを感じた」
その瞬間、大河の虎が牙をむく。
一瞬でも気を抜くと、
タモには入らない、際どい勝負。
友釣りなのだが、それは大河と対峙し、勝負なのだ。
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皮1枚の背掛かり、
猛烈な引きは大事件だ!!
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1度味わったら、ぞっこん、ぞっこん。
綺麗すぎるほどのこの魚体にぞっこんなんだ!!
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ねぇ、JACK。
最高だな!!
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全身全霊で勝負した大河に乾杯。
そしてこれからまた、大河との勝負の再会、再開だ。
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生きていると自分では気が付かない、自分の欠点がある。
知らずにいると何かを失う。
その欠点は友でないと教えてくれない事だと思う。
そうやって人として、成長していかなければいけない。
そう言えば・・・。
「皆が楽しめる事が、オレの幸せだ」
そう言っていたJACKの言葉が全てだった。
GIVE AND TAKE。
そしてまたドラマは続いていくのだ。

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