鮎狂 

イーハトーブの自然でアドレナリン全開のアウトドア日記。

2015年03月

ROOT



少年時代、
近くの川でウグイやアブラハヤを釣って満足していたあの頃。
それに物足りなくなった僕は、
竿とオニギリを持って自転車で、
片道2時間かけ山奥に冒険し初めて釣った岩魚。
ROOT。
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美しい魚体に心踊り、その魚信を得る度に病み付きになった。
美しい渓はあの時から好きなんだ・・・。
春の訪れを待つ、我が街イーハトーブ。
いつもの年と同様、まずは理想郷に。
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残雪の林道、ハイエースを入口に駐車、
いつもの年より残っているように感じた。
時より膝近くまで埋まる雪道を歩くと岩洞湖を思い出した。
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雫の付いた猫柳を掻き分け、
渓魚に気付かれぬ様、静かに竿を出す。
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流れに馴染む餌、ポイント通過しそうな時、
フッと目印が止まる。
合せてタモに入った1匹目は綺麗な山女魚だった。
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ユキシロが入り水温の低さと裏腹に、
渓魚の活性が高く、幸先の良いスタート。
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麗らかな春の光が林道から差し、
薄らと汗ばんだ僕の体を、もう少しHOTに。
雪渓をゆっくりと堪能しながら、自然と戯れた。
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キンキンに冷えた沢水で腹を捌き、
かじかんだ手で少しのフキノトウを摘み、
今晩の酒の肴を頂いた。
マッタリと流れるスローな時間、
それは僕にとって究極の癒やしなのだ・・・。
ROOT。


LAST

3月22日、極寒の岩洞湖の氷上ワカサギ釣りの最終日。
前日の夜、熟睡できずに少し早めに外山峠を走った。
途中、眼下を望むと盛岡の夜景が綺麗なので晴れた日の楽しみだった。
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暗いうちにテントを張ると解禁日を思い出す。
今はもう5時半には明るい。
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シャーベット状の湖面だが、
程よく締まり奥地を目指す方の通り道に僕は陣取った。
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底ベタの、マズマズの反応。
ラッシュは無いものの、飽きない程度に穂先を揺すった。
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ゴールドに輝く魚体。
ピンクまでは見た時があるが、さらに色素の薄い珍しい個体、
岩洞湖の宝石。
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中央の緑のテントが氷上最終ポイント。
鑑札には、はやちんさんが来てくれた。
回りにテントが無いこのポイントの水深に意外だったと言う。
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向こう側のテントでは、朝のうちで束近い釣果だとか・・・。
思い想いのポイントで多くのワカサギ釣りファンが氷上最終日を楽しんだ。
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ラストは丁度1束で納竿。
約2ヶ月と、楽しませてもらった岩洞湖。
盛岡市内から1時間かからずに着く立地の良さ、
美しい景色、魚体、広いエリアの宝探し。
数えきれない程の魅力有る、この地をBIG RESPECT。
最後に今季一番の絶景で2015年ワカサギ釣り、終了とします・・・。
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晴天

目覚ましいらずの起床、
いつものようにDONを迎えに行き、愛犬のオウちゃんに挨拶。
外山峠に差し掛かる頃はうっすらと明るい。
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今回も未開地のフロンティア、
テント跡が、ただの一つもないエリアだ。
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釣れ具合はポツポツ程度、
誘って誘ってようやくという感じで最後の氷上ワカサギ釣りを楽しんだ。
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釣れるのは皆、大型ばかり。
dining barを営むDONは、
自慢のワカサギの燻製用仕入れができたとトレードマークの髭が上がる。
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今季初となる、珍客、そこそこの型。
その他、モロコも・・・。
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照りつける春の日差しが鮎狂大型空母をハワイにしたのだが・・・。
4ヶの骨折箇所があるため、撃沈寸前。
通常の使用頻度を遥かに上回り、
なおかつ撃風に耐え続けた空母。
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遂に逝ってしまった。
来季の大型空母は、プロックス社に新調しよう・・・。
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DONの数本セットした鱒仕掛けの鈴が鳴る事がなく、
帰路に着いた。
氷上の状況次第ではもう1回乗りたいと後ろ髪を惹かれた。

回帰

外山峠から見下ろす盛岡の夜景を眺めるのも、後わずか。
外気温はマイナス9°と、放射冷却現象で山上湖は厳寒の地に回帰。
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1月中旬の解禁から通い詰めた岩洞湖、
アスファルトが露出し、なんとも走りやすい。
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ポイントまで軽い散歩、
足跡の無い湖面に立つ、回帰。
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新しく付けたシュプール、ランタンの暖かな明かり。
テント設営完了、何度も繰り返した作業に無駄は一つも無い。
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賑やかな魚探の反応、
解禁当初に回帰。
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反応通りの釣果、
大・中・小と様々。
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ひとしきり釣ると回帰。
氷上で一眠りする事程気持ちイイ物は無いんだよな・・・。
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何事も無かったようキレイに撤収、回帰。
僕とパパの久々IRIE TIME。
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春の日差しを背中に浴び、
心地良い汗、季節は繰り返される、回帰。

SPRING SESSION

3月初旬、いくらか冷えた岩洞湖、
第2戦目のKIKI HOUSE CUP開催。
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プロのアングラー、本山氏をGESTに迎え、
TOPクラスのワカサギ釣り師からビギナーまで様々な方々に集ってもらい、
思い出に残る楽しい大会となった。
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朝焼けの中、大会エリアに散る。
堰堤周辺にエリアが決められているので、
皆、同一方向を目指して。
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僕は尊敬する先輩の背中を見ながら歩をすすめた。
ゴンさん、イトウさん。
なんか一緒に居させてもうとIRIEなのだ。
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小さく見える岩手山。
山上湖からの眺めは絶景、SPRING SESSION 。
記念すべき、第1回大会の覇者はバリバス・澤口名人が27年度、名人位に。
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翌日、残り少ない氷上釣りに名残惜しむようにIN。
早朝は雪が締まり滑らかに裏岩へ進む事ができた。
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先日親戚のこーちゃんから紹介してもらい、
釣友となった、岩洞マニア・シマシャツの前川氏。
ランタンのアルミグローブを作って頂き試すと、
柔らかい明かりと暖が僕を包んでくれ、非常に快適であった。
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何故か隅っこに集まる餌と蛹を見て、
苦笑い。
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飽きない程度に揺れる穂先をみながら、
ゆっくりとした、SPRING SESSION 。
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離岸間近に迫り、
どこか寂しさを覚えた。
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名残惜しく思うアングラー、
思い思いにSPRING SESSION 。
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帰りの氷上は締まった雪が溶け、ズボビチャに。
ミツウマの長靴とスノーシューで、
完璧に春の岩洞湖面とSPRING SESSION




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